- かてん
- I
かてん【加点】(1)(試験やゲームの)点数を追加してふやすこと。
「六回表に一点~する」
(2)漢文に訓点を付けること。 漢文に, ヲコト点・返り点・仮名などを書き加えて訓読法を示すこと。 施点。(3)文書に確認・承諾の意を表すため, 鉤(カギ)印をを書くこと。IIかてん【嘉典】婚礼・饗宴など, めでたい儀式。 嘉礼。IIIかてん【嘉点】江戸時代, 山崎闇斎(通称嘉右衛門)が漢籍に加えた訓点。 闇斎点。IVかてん【歌天】〔仏〕 胎蔵界曼荼羅の外金剛部院に位置する楽器を持った天人。Vかてん【火天】〔仏〕 密教で十二天の一。 もとインドの火神で, 仏教に取り入れられて護法神とされ, 南東を守る。 老いた仙人の姿で火焔中に座す。 火仙。 火光尊。→ アグニVIかてん【火点】機関銃・速射砲・歩兵砲などを主体とした, 火力のやや大きい個々の陣地。VIIかてん【賀殿】雅楽の一。 唐楽。 壱越(イチコツ)調。 新楽。 四人舞の文の舞。 承和年間(834-848), 遣唐使藤原貞敏(サダトシ)が伝えたという。 特別の甲(カブト)をかぶり, 襲(カサネ)装束を片肩袒(カタカタヌギ)で舞う。 甘泉楽。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.